ラオス支援熱帯雨林保護活動

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ラオス支援


 1992年以来小松東ロータリークラブは、日本人専門家グループと南米アマゾン熱帯雨林保全活動に取り組んできた。その結果、コロンビア環境庁、地域住民、現地大学の協力を得てコロンビア領マカレナ地区熱帯雨林約25万ヘクタール(石川県の約半分の面積)の聖域化に成功した。熱帯雨林の重要性は、あらゆる意味で叫ばれているが、具体的保護は遅々として進んでいないのが現状である。熱帯雨林は1ヘクタールあたり毎年約3.5トンの炭酸ガスを吸収しており、過日京都で開かれた地球温暖化防止京都会議でも提言されているように、近年大問題として浮上してきた地球温暖化防止の意味においても、熱帯雨林への考察は避けて通ることが出来ない。私たちは、ロータリーの奉仕活動で必ず取り上げられる地球環境保全への取り組みとして、この事業をはじめた。お陰様で多くの協力者を得て順調に推移しコロンビアの子供達は勿論、世界の学者や学生の研究基地として、クラブ員全員で、毎年875,000トンの二酸化炭素吸収(会員一人当たり約16,000トン)に貢献している。

青少年アマゾン派遣計画

1997年夏休みには長年の夢であった、小松の子供達をアマゾンに派遣したので、その概要を報告する。なおこの計画は、毎日新聞の記者やテレビ局が同行取材し、全国に報道された。又(1999年8月2日から9月まで)毎日新聞社がプロジェクトの現状取材のため、マカレナSNCを取材に訪れている。
 1997年8月(5〜23日)2名の小学校五年生と一名の大学生、1名のクラブ会員(岡村幸太郎当時会長)が仙台の関係者とマカレナ地区アマゾンを訪問し、予定通り無事帰国した。
この体験の模様を仙台放送局が一時間の特別番組取材として同行取材、全国放映が計画されている。又毎日新聞の記者、カメラマンも同行取材にあたり、既に全国的に報道された。

なぜマカレナか?

マカレナ地域は、陸のガラパゴス島ともいわれ南米アマゾンを広く覆う熱帯雨林のなかでも特に動植物が豊富で、かつ固有種も多い。
新緑の樹海を網の目のように縫うアマゾン川とオリノコ川の二つの大河、その流れの分水嶺にあるマカレナは独特の生態系を形作っている。
そこは人類の踏み入る前の原始の姿をそのまま残す最後の聖地だ。

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